【2023年最新】高松市のコワーキングスペース 市街地の注目スポット5選！

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情報は2023年3月時点のものです

こんにちは、「Re:高松」編集長のオーシカです。

実は高松市は、コンパクトな市内にコワーキングスペースがひしめき合うメッカ。コワーキングスペースを事務所代わりにしている人もいれば、使いたいとき・使いたいだけ利用するという人もいます。

しかし、数が多いだけに、「自分の働き方に合った場所をどう選べばいいのか分からない」という話もよく聞きます。

そこで今回、自身でもコワーキングスペースを運営している僕・オーシカが、高松市内の注目スポットを5つ、メリット・デメリットを含めてご紹介します。

今回ご紹介しているのは、いずれも取材にご協力いただいたスポットばかり。個別に体験レポートもご用意しているので、併せてご覧くださいね！

コワーキングスペース選びの基準って？

コワーキングスペースを選ぶうえで気になるポイントは、おおむねこの通りではないでしょうか？

• 利用料金（月額会員の場合と、ドロップイン=一時利用の場合）
• 場所と交通の便
• 集中できる環境がどうか
• 会議室や打ち合わせ場所として使えるかどうか（個室の有無）
• ほかの利用者さんと交流があるかどうか

近年は起業家やフリーランスの方だけでなく、会社員の方も、テレワークの拠点としてコワーキングスペースを利用するケースが多いようですね。学生さんが勉強場所として使っている光景もよく目にします。

上記の基準をもとに、高松市内のコワーキングスペースをレビューしていきたいと思います！ それではご覧ください。

Setouchi-i-Base（JR高松駅前）

JR高松駅前・高松シンボルタワー5階にあるSetouchi-i-Baseは、県営の施設です。

コワーキングスペースとしての機能はもちろん、香川県が掲げる「デジタル人材の育成」という目標のもと、イベントやセミナーなどスキルアップを目指せる催しが頻繁に開催されています。

Setouchi-i-Baseの特色は、デザインや動画編集、エンジニアなど、それぞれ得意分野を持ったコーディネーターが常駐しているところ。駆け出しの起業家・フリーランスの方がキャリアについて相談できる環境があり、とても頼りになります。

作業空間はというと、高松市内はおろか香川県内でもこれ以上はないというほど広々とした室内。人の行き来が気にならないくらいの、適度なテーブル間隔が設けられています。

席数は、ミーティングルームなども合わせて全部で約110席。完全個室のテレワークブースやミーティングルーム、TV会議室もあり、用途や人数に合わせて使い方を選べるのがうれしいポイントです。

デメリットは交通の便。車やバイクで通う場合、最寄りの駐車場は高松駅前の地下駐車場が選択肢になります。（有料）

または、JR高松駅ないし、ことでんの高松築港駅を使って電車利用をすることになるでしょう。いずれにせよ、通い続けるとなると交通費は覚悟しなければなりません。

とはいえ先にご紹介したように、交通費がかかるというデメリットを補って余りある、利用者のフォロー体制がSetouchi-i-Baseの魅力といえます。

ドロップイン利用の拠点としては文句なしに便利だと思いますよ。

以下の記事にて、Setouchi-i-Baseの取材レポートをお読みいただけます。

co-ba takamatsu（丸亀町商店街すぐ）

高松中央公園のほど近く、丸亀町商店街そばにあるコワーキングスペースがco-ba takamatsuです。

仏生山温泉を手がけた建築家・岡昇平氏が設計した空間だけあり、モダンな室内にはフリーランスを中心に感度の高い人が集まります。

人と人との交流が醍醐味のコワーキングスペースですが、ここco-ba takamatsuは特にネットワークづくりに力を入れていることが分かります。

月末に定期開催されている異業種交流会「sha co-ba」（シャコーバ）や早朝のヨガイベントなど催し物が頻繁に行われており、会員でなくても参加が可能。

会員・ドロップインビジターともに利用ができる1階はオープンスペースになっており、ちょっとした雑談から真剣なビジネスの相談まで、交流が生まれやすい環境がつくられています。

ひとり起業やフリーランスとして独立すると、分からないことがあっても相談できる相手がおらず悩みがち。そんなとき、自分と同じくらいのキャリアの人や“少し上の先輩”がいるととても心強いものです！

2階は会員専用のスペースとなっており、なんと24時間365日利用することができます。早朝だったり夜間だったりと、自分の働き方に合わせて柔軟に使えるのは好ポイント。

法人登記も可能です。

難点としては、商店街そばという好立地であるものの、駐車場がないこと。値が張りますが近隣のパーキングに車を停めるか、最寄り駅から徒歩で通うことになります。（ことでん瓦町駅または片原町駅より）

事務所代わりとして頻繁に利用するつもりなら、交通手段・交通費を加味して検討することをオススメします。ドロップイン利用の場合、土日祝日は定休日なのでご注意を。

会員かドロップイン利用かは抜きにして、多様な働き方をしている人との出会いの場としては非常に素敵なスポットです。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

以下の記事にて、co-ba takamatsuの取材レポートをお読みいただけます。

チョイビズプラザ（高松市木太町・ことでん林道駅すぐ）

高松市中心部からは少し離れますが、木太町のコワーキングスペース・チョイビズプラザをご紹介します。

市中心部からでも車で10〜15分程度の距離。4台まで停められる無料の駐車場があるので、特に車で通うには便利なスポットといえます。

チョイビズプラザは、アパートの1室を改装したナチュラルな居室型スペースです。

1LDKの決して広くはない空間ですが、住宅街という周辺環境も手伝ってとても静か。人目を気にせず、もくもく作業や勉強に集中したい人に向いています。

快適なワークスペース環境を妨げないために、同時利用人数は原則4人まで。会員・ドロップインビジターともに事前予約制のため、貸切にして会議や打ち合わせ場所として使うのもアリです。

起業家やフリーランスの方はもちろん、テレワークの拠点や外回りが多い会社員さんの一時仕事場所としてもオススメです。

月額料金1,650円の会員になると、2日間無料で利用できる特典付き。手前味噌ですが、きっちり2日利用していただければ元が取れるおトクな仕組みですよ。

チョイビズプラザは、仕事と起業のワクワクコミュニティ「チョイビズ」のリアル交流拠点という位置付け。お仕事マッチングスポットとしての機能も持ち、街の小さなお困りごとを集めてきて、会員の仕事として紹介するサービスも行っています。

また、「これから起業したい」「起業してビジネスを始めたけれど、伸び悩んでいる」という人のための支援サービスも。高松市出身の創業社長・プラザセレクト代表の三谷浩之さんによるサポートプログラムをご用意しています。

起業でも副業でも、事業を軌道に乗せたいのなら、キャリアのある経営者に直接後押ししてもらってはいかがでしょう？

三谷浩之さん取材記事「プラザセレクト三谷浩之さんインタビュー『100年続く生活総合支援企業を目指して』」

夢や目標の実現をどっしり支える。それが、チョイビズでありコワーキングスペース・チョイビズプラザのミッションです。

以下の記事にて、チョイビズプラザの取材レポートをお読みいただけます。

BIBLIO（常磐街商店街）

「本好きのための空間」として異彩を放っているのが、常磐街商店街にあるコワーキングスペース・BRICです。

グリーンの色調が心落ち着くスペース内には、壁一面に本棚が備え付けられており、1,000冊もの本が置かれています。本に囲まれたおしゃれな空間という趣きです。

「もう1つの勉強部屋」というコンセプトの通り、作業場としての利用はもちろん、本を読んで学んだり感性を磨いたりと、非日常を味わう場所として楽しむのもいいですね。

「ミニマム書店」と銘打たれた、個人が選んだ書籍を販売しているコーナーもあります。小スペースを借りて本屋を出店する擬似体験までできてしまいます。

利用する人の年齢層は、学生から社会人までさまざま。熱心に資格取得を目指す主婦の姿も見られるそうで、やはり学びの空間として重宝されていることが分かります。

ドロップインの場合、初めての方なら最初の1時間を無料で利用可能。室内やほかの利用者さんの様子をお試し感覚で見られるので、コワーキングスペース初心者でも安心です。

一方、2階はレンタルスペースになっており、少人数〜大人数での会議・打ち合わせにぴったり。パソコンのモニターやプロジェクターをレンタルすることができるので、プレゼンテーションの場としても使えます。

1点、利用者目線でデメリットと感じるのは、1階コワーキングスペースの席の間隔。所狭し…というほどではないですが、人が混み合うとやや窮屈な感じを受けます。

勉強をしたり自分を磨くための空間として、通いたくなるコワーキングスペースです。

以下の記事にて、BIBLIOの取材レポートをお読みいただけます。

BRIC（常磐街商店街）

先にご紹介したBIBLIOの兄弟施設ともいえるのが、ここBRICです。BRICの魅力はひと言でいうと、大人の空間！

ドアを開くと吹き抜けの空間が広がり、開放的です。ブロックをむき出しにした内装は、まるで海外都市のカフェに足を踏み入れたかのよう。

決して広い空間ではありませんが、カウチやテーブル、大プロジェクターから流れるおしゃれな映像にセンスの良さを感じます。

2階には仕切りのあるデスクや完全個室の小会議室があり、集中して仕事をしたり、オンライン会議をしたりするのにも利用できます。半地下はレンタルスペースになっており、セミナー・イベント・ギャラリー展示などさまざまな用途で使うことが可能です。

洗練された室内環境と相まって、豊かなアイデアや活発なコミュニケーションが生まれそうですね。

BRICは「複合施設」としての機能も担っており、学びの場として英会話教室やプログラミング教室を。カルチャーの発信地としてアートイベントなどを頻繁に開催しています。

これまで写真展やリベラルアーツ講座、アートジャックやゲームイベントなど、感性を刺激する多種多様なイベントが開催されています。

洗練された都会的な雰囲気に、県外・海外からの観光客もふらりと足を運ぶといいます。市内のコワーキングスペースは各所地元密着感がありますが、BRICの持つオープンな空気感はここだけのカラーといえます。

一方、人によっては格式高さを感じてしまうかもしれません。BIBLIOと同様、初めてのドロップイン利用なら1時間無料で使うことができるので、お試しで室内環境や空気感を体感してみるといいでしょう。

インスピレーションを刺激したい。今までにない新たな出会いをつくりたい。そんなあなたには最適な場所です。

以下の記事にて、BLICの取材レポートをお読みいただけます。

まとめ

いかがだったでしょうか？ 今回は、高松市内にあるコワーキングスペース、特に市街地近辺から注目スポットを厳選してご紹介してきました。

Googleマップで調べてみると、市街地以外も含めると高松市内には20ヶ所以上ものコワーキングスペースがあります。そのどれもが個性にあふれ、それぞれに特色があります。

交流を深められる場所。スキルアップ・キャリアアップが期待できる場所。静かに作業に集中できる場所。あなたの心が動いたのは、どのコワーキングスペースでしたか？

コワーキングスペースは1日あたりの利用料金は高くありませんが、月々で利用するとなるとそれなりの出費になります。ですから「良いと思って月額会員になってみたけれど、なんか違った」というケースもよくあると聞きます。

自分が身を置きたいのはどんな環境なのか？ 目的を持って利用されることをオススメします。または、あなたが通いやすいところを片っ端からドロップイン利用して、検討してみるといいですよ！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。