こんにちは!「Re:高松」編集部員でVTuberの あいうえ おいり(@aiue_oiri)です。
いきなりですが、『コワーキングスペース』って、ご存知ですか?

小ワーキング…? 個ワーキング…??
いえいえ!
『Coworking Space』
Coworkingの「Co」は「共同の、集まる」という意味。
つまり『コワーキングスペース』は、「オフィスを共有しましょう」という目的で運営されている場所なんです。
オフィスを共有するメリットはこちら♪
- 集中して仕事に取り組める場所が確保できる
- 新規事業や営業所開設にあたって、初期費用が抑えられる
- デスクや複合機、会議室、通信環境など設備が整っている
- 利用者同士で交流が生まれ、アイディアや仕事をシェアできる
特にフリーランスで働かれている方や、これから起業をしようという方には④が重要です!
今回、ご紹介するのは、高松市鍛冶屋町にある「co-ba takamatsu」。
アットホームな雰囲気の「co-ba takamatsu」では、日々新しい「人とビジネスの交流」が生まれています!


【月額8,800円~】過ごす時間を共有するコワーキングスペース
コワーキングスペース「co-ba takamatsu」は、丸亀町商店街南の国道11号線から中央通りに向かって進んでいると道沿いにあるビルの、1階・2階部分がオフィスになります。
街中のアクセスが良い賑やかな場所にありつつも、オフィス内は心地よい重みのある落ち着いた空間。仏生山温泉で有名な建築家の岡昇平さんが設計されたそうです!
初めて来たのに、なんだかとってもリラックスできるところです~♪


1階のワークラウンジは、中央と壁面に大きな長机がある、広々としたスペース。
イベントが開催されたり、会員登録不要でドロップイン利用(3時間800円/1Day1,200円)もできます。
2階は月額会員(月額8,800円~)限定ですが、会議室やロッカー、複合機なども完備。空きがあれば、個室を持つこともできますよ!




コワーキングスペースは、異業種の人たちが交わる場所としてスタートし、アイディア・スキル・時間をシェアする働き方ができる場所になっています。
作業する場としてだけでなく、交流が生まれるようにイベントが開催されたり、コミュニティマネージャーさんが繋げてくれたり……
場所だけを共有して使うのではなく、過ごす時間も共有するんですね。
そこから、新たなビジネスが生まれて、一緒に何かものづくりをしてみるのって、とっても楽しそうです!!



フリーランスや起業したばかりの時って、孤独な作業が続くときも。そんな時に誰かと話せたり、客観的に見てもらえるのってすごく良いなって思います。
雑談や相談から、お仕事が生まれる場所
「co-ba takamatsu」で多い利用者さんは、Web制作、動画制作、SNSのコンサルなど、やはりフリーランスの方だそうです。
住所登録ができるので、完全にオフィスとして使っている方もいらっしゃいます。
大手の企業さんでは、テナントを借りて、水道光熱費を払ってというコストをかけるのはハードルが高いけど、営業マンは一人おいておきたいというニーズが、高松では結構あるそう。
また、コロナ禍で、テレワークをするための利用というのも増えました。
最近では、オープンな空間ではやりにくいオンラインミーティングなどにも参加できよう、1階に電話ボックスのような小部屋を設置。時代に合わせた変化もしています。


そんな多様な職種の方々が利用されているコワーキングスペースは、ちょっとした雑談や相談から、新しい仕事が生まれるのが強みです。
コミュニティマネージャーの荒木さんや、外部の企業さんから、会員さんにこういうのを作ってほしいと依頼をされたり、セミナーを開催してもらったりすることも。
会員さん同士の間で仕事の受発注も活発にあるとのことで、教えていただいた実際にあった例では、無料通信アプリのスタンプを製作されている方が、翻訳のビジネスをされている方とコラボして、日本語の部分を中国語に翻訳したスタンプを販売されていました。



オフィスを共有しているから、異業種コラボも取り組みやすいですね。


ネットワークを広げる機会として、Facebookで告知されている異業種交流会やヨガのイベントは会員さん以外でも参加できるそうです!
過去のイベントレポートはnoteで読むこともできますよ。


気になる方はぜひ、下の施設概要のリンクからご覧ください。
コミュニティマネージャーの役割とは?
コワーキングスペースと、レンタルオフィスやシェアオフィスとの大きな違いの一つは、コミュニティマネージャーさんがいるかどうかです。
「co-ba takamatsu」の荒木さんにコミュニティマネージャーの役割について教えていただきました。


荒木さん「コミュニティマネージャーは受付の仕事だけでなく、会員のみなさんがコミュニケーションをとりやすいように人と人を繋げたり、イベントを開催したりして、ネットワークづくりをお手伝いする役割として常駐しています。
利用されている会員さんや、イベント等で訪れるゲストさんの属性を理解して、メンバー同士を繋げていくコネクター。交流が目的のコワーキングスペースにとって、中心となる大事なお仕事ですね。
荒木さん「あと発信ですね。「co-ba takamatsu」にはこんなスキルを持った利用者さんがいますよーって、利用者さん同士の交流を促したり、SNSでこの場所自体の発信をしたり。日々、このco-baが成長するように、私自身チャレンジャーとしてやっています」
他にもレイアウトや掲示物を利用者さんに合わせて入れ替えをしたり、経理のことをしたり。朝は、まず掃除だそうです。
荒木さん「そこで『あ!電球切れてるな』とか『ここ、もっとこうしたら使いやすいかな?』とか、繋がっていきますね」
おいり「なんだか、昔のアパートの管理人さんみたいですね!」
荒木さん「そう!自分のこと寮母みたいって言っています(笑)。みなさんが安心安全に過ごせるように、心理的なところも含めて、気をつけてやっています」
コミュニティマネージャーの前には長く人事部で働いていらした、荒木さん。
荒木さん「スキルだけを見るっていうことはしないようにしています。その人がどんな方法で仕事をやりたいかとか、どんな形で仕事に関わっているとか、持っているスキルだけでなく人間的な部分を知るようにしたいと思っています」



頼りになる寮母のようなコミュニティマネージャーさん。オフィスが守られている安心とぬくもりを感じました。
チャレンジを応援する場所!「co-ba takamatsu」
おいり「荒木さんは、『co-ba takamatsu』をこれからどんな場所にしていきたいですか?」
荒木さん「地域の課題や情報、人が集まるハブとして、企業連携やものづくりの中心を担っていきたいなと思っています。それは対企業としてもそうですし、対フリーランスの人や、学校や自治体、いろいろな関係性がある中で、中立的な立場にいれるのがいいかなと思っていますね。とはいいつつ、まだどう進化しようか迷っています(笑)。
でも根本的なスタンスとしては、みなさんのチャレンジを応援するというか、背中を後押しする存在としてありたいと、場所としても、個人的にも思っています」



私も静かに小説を書きたいときは、ここに来ようかな〜
最初はコワーキングスペースって、集中して作業したい方がコストを抑えて借りられる場所というイメージしかなかった私ですが、取材をさせていただくとその魅力の多さに驚きました。
場を共有することは、時間もやりたいことも共有できる人と出会えるチャンスであり、人や地域と繋がっていくための入り口でもあったんですね!
たくさんの時間を過ごすオフィスですから、カフェのように居心地が良く、でも情報が行き来する刺激もあるような空間は理想的です♪
ぜひ、あなたも一度コワーキングスペース「co-ba takamatsu」を訪れてみてくださいね。


コワーキングスペース「co-ba takamatsu」
住所 香川県高松市鍛冶屋町6-11 AHビル
電話番号 087-802-1114
営業時間 1階 月〜金 10:00~18:00 (土日曜祝日、年末年始休み)、2階 24時間365日(会員のみ)
アクセス ことでん瓦町駅西口 徒歩9分 / JR高松駅 徒歩16分
運営 あなぶきグループ
Webサイト https://co-ba.net/takamatsu/
Facebook https://www.facebook.com/coba.takamatsu/
note https://note.com/cobatakamatsu/
Instagram @coba.takamatsu
Twitter @coba.takamatsu
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