【高松】「栗林地区をにぎわす拠点の1つに」スペシャルティコーヒー専門店・LUSHLIFE COFFEEインタビュー

高松を盛り上げるお店
この記事は3分以内で読めます。
取材は2021年4月に行いました。

「Re:高松」編集長のオーシカです。

 

栗林公園から東に徒歩5分。

田町商店街へと続く表通りから少し入ったところに、“日常に寄り添う”素敵なコーヒースタンドがあるのをご存知ですか?

 

2019年にオープンしたスペシャルティコーヒー専門店、LUSHLIFE COFFEE(ラッシュライフコーヒー)。

 

温かいうちはもちろん、冷めても余韻が心地いいコーヒーは、まるでワインを楽しむように、時間をかけて飲みたい味。

 

オーストラリアでコーヒーの道を極め、今また「栗林地区をにぎわす拠点の1つに」と夢を語るオーナーの川染さんに、お話を聞きました。

川染さん(左)と、奥さん(右)

オーシカ
オーシカ

コク、爽やかさ、果実味。豊かな表情を見せるLUSHLIFEさんのコーヒーに、僕も一瞬でファンになりました!

 

「日常のなかで、人のルーティーンに寄り添う場所」

川染さんは高松市国分寺町の生まれ。

バリスタとして、愛媛・東京・大阪のほか、オーストラリアやニュージーランドでもキャリアを積んできました。

―オーストラリアに渡ったきっかけはなんだったんですか?

川染さん「大学時代にいた愛媛で、コーヒーのビジネスをされている方と知り合ったんです。いわば、自分がコーヒーの道に入るきっかけを作ってくれた人。その方がオーストラリアで活動をしていたこともあり、『いい場所だよ』と勧めてくれたんです」

 

―主に拠点にされていたのは、メルボルンということですよね。

川染さん「ゴールドコーストやブリスベン、シドニーと移動して、メルボルンに落ち着きました。自分がいた十数年前は、メルボルンがコーヒーで有名な街だなんて、日本では知られていなかったと思います」

 

―メルボルンのコーヒー文化の、どんなところに魅力を感じましたか?

川染さん「メルボルンには自分自身、お気に入りのカフェがいくつもあったんですが、『日常のなかで人のルーティーンに寄り添う』ような空気感は、どこも共通していて。仕事前にコーヒーを1杯飲みに来て、バリスタと『今日調子どうだい?』とひと言交わすような感じが好きでしたね」

※お客様より許可をいただいて撮影しています。

―そういう空気感って、せわしない街中じゃ、なかなか感じられないですよね。LUSHLIFEさんは場所柄落ち着いたエリアだし、近くに住んでいたら、たぶん毎日来てます笑

川染さん「この店も『ルーティーンに寄り添う』場所でありたいと願っています。小さな店舗ながら席数を抑えているのも、商売でいう回転率じゃなく、人の心を満たすような空間にしたかったからなんです」

 

―「コーヒーを飲んで元気をチャージしよう」という思ったら、これほどぴったりな場所はないと思います。

川染さん「出勤前や仕事の合間、家事の空いた時間などに、思い思いのスタイルでコーヒーを楽しめる場所でありたいですね」

「冷めても余韻が心地いい」コーヒーは、時間をかけて楽しみたい味

―高松には純喫茶のようなお店こそ文化としてありましたが、浅煎りから深煎りまで、好みに合わせてコーヒーを選べる店が増えてきたのは、ごく最近のことのように思います。

川染さん「スペシャルティコーヒーを扱うお店も、最近まで少なかったですね。ここ2年ほどで、新しいお店がジワジワと増えてきた印象です」

 

―そうなんですよ。僕は2020年の暮れに高松にUターンしてきたんですが、LUSHLIFEさんの浅煎りコーヒーを飲んで、衝撃を受けたんです。「果実味が豊かで、ウマ!って笑」

川染さん「自分がオーストラリアで経験してきた味を表現するなら、フルーティーなスペシャルティーコーヒーを、もっとこの街の人に楽しんでもらいたいな、と思って」

―お客さんとして利用したときのことですが、冷めても美味しさが残ったままで、ゆっくり時間をかけて楽しめました。

川染さん「温かいうちは風味の角が強いものも、温度が落ち着いてくると、余韻が心地いい感じになってくるんですよね。ワインを飲むように、1杯をじっくりリラックスして味わってもらいたい。豆選びや抽出方法には徹底的にこだわっています」

 

―淹れ方はハンドドリップとフレンチプレスを、お客さんがお好みで選べるようになっていますよね。

川染さん「お好みですが、『違いがよく分からない』『豆本来の良さを味わいたい』というお客様には、フレンチプレスをご提案しています」

フィルターコーヒー(税抜430円・税込464円)は、オリジナルブレンドかシングルオリジン(単一農園から採れる豆)、デカフェ(カフェインを取り除いたもの)から選べます。

コーヒーとセットで食べたい、いち推しフードメニューをご紹介!

さて、LUSHLIFE COFFEEのウリはコーヒーだけじゃない!

コッペパンに具を挟んだ特製の「コッペサンド」や、川染さんの奥さんが手作りしているスイーツも見逃せません。

オススメのフードメニューを厳選してご紹介します。

「ソーセージドッグ」(税抜390円・税込421円)

外はサクッと、中はもっちりとした生地に、ジューシーなソーセージが挟まれたひと品。

ふんわりとした小麦の香りが口に広がり、ドンドン食べ進められます。

川染さん「バターと卵を使わず、オリーブオイルと塩を味付けのベースにしています。生地のもっちりとした食感は、長時間発酵によるもの。シンプルだからこそ具の良さを引き立て、いくらでも食べられるようにしました」

 

「コッペサンド」誕生のストーリー

「ソーセージドッグ」や、こしあんとバターをはさんだ「あんバター」(税抜250円・税込270円)ほか、コッペパンを主軸にしたサンド「コッペサンド」はLUSHLIFE COFFEEの個性の1つ。

 

―コッペパンにこだわろうと考えた理由は?

川染さん「イタリアにはパニーニ、フランスにはバゲッドと、食文化に根付いたパンがありますよね。じゃあ日本は?と考えたときに、給食で慣れ親しんだコッペパンに行き着いたんです」

 

―オリーブオイルと塩を使った具材を引き立てる生地は、どのように?

川染さん「もともとレシピなどは自分たちで組み上げていたんですが、仕上がりがなかなかうまくいかなかったんです。そこで最後の調整をしていただけたのが、同じ栗林町にあるパン屋『クリムギ』さん。おかげさまで、理想の形に仕上がりました」

 

「レモンケーキ」(税抜230円・税込248円)

奥さん手作りのスイーツのなかでも、レモンケーキは看板メニューの1つ。

レモンの生果汁を使った爽やかさは、コーヒーと相性バツグンです。

川染さん「素材本来の良さを出したかったので、レモンの酸味が際立つように仕上げています。酸っぱいと思われるかもしれませんが、お子さんでも美味しそうに食べていただいていますよ」

「栗林地区をにぎわす拠点の1つに」

LUSHLIFE COFFEEの魅力の1つが、栗林公園にほど近い抜群のロケーション。

 

―どうしてこの栗林という場所を選んだんでしょう?

川染さん「自分がいた東京・大阪・メルボルンにも素晴らしい庭園はいくつもあったけど、栗林公園だって完成されているし、誇れる場所だな、と思って」

 

―街中にあってアクセスがいいし、なんといっても特別景勝地ですもんね。

川染さん「たとえば三重県の伊勢神宮は、神社の周りがにぎわっていて、お参りするまでの道すがらも楽しいですよね。このお店も、栗林地区をにぎわす拠点の1つにできればと思っています」

―この栗林町も、以前は昔ながらの個人商店ばかりだったのに、いつの間にか新しいお店が増えて賑わっていますよね。

川染さん「自分がこの店を開いた前後から、栗林も盛り上がってきていますね。自分のように高松に戻ってきた人が、よくお店を開いたりしています」

 

―LUSHLIFEさんにはコーヒーをポットに淹れてレンタルできるポットサービス」(税抜2,000円・税込2,200円)もあります。

川染さん「ぜひ栗林公園散策のお供に、ポットサービスを利用してもらいたいですね。4〜5人で1人2杯ずつくらいの分量なので、ちょっとひと息つきたいときなどに」

取材後記・店舗情報

LUSHLIFEさんを含め、多くの新しいお店の方から「2019年のオープン」だと聞きます。

この「Re:高松」で取り上げさせていただいた「カリー屋MARU」さんもそう。(参考:【インタビュー】「栗林町で、インドの風を感じて欲しい」カリー屋MARUさんに話を聞きました!

「2019年は高松にとって、ゴールデンイヤーなのかもしれませんね」という話題でも、盛り上がりました。

 

LUSHLIFEさんでは気軽にコーヒーのテイクアウトもできますし、平日朝8:00〜9:00まではコーヒー1杯が300円(税込)になる早朝割引も行われています。

ぜひ、あなたの日常のルーティーンに合わせて、利用してみてくださいね。

 

LUSHLIFE COFFEEのインタビューまとめ

・「日常のなかで人のルーティーンに寄り添う」空間を目指したい。席数を抑えてでも、コーヒー1杯でお客様が心を満たせる場所に。

・温かいうちはもちろん、冷めても美味しいコーヒーは味わう価値あり! 冷めてくるほどに余韻が心地よくなり、ゆっくり時間をかけて楽しめる。

・周辺のお店とともに、栗林地区をにぎわす場所を作っていきたい。

 

そして最後に、耳寄りな情報です!

文中で触れた同栗林町のパン屋さん「クリムギ」さんとのコラボレーションが始まっています。(2021年4月現在)

 

  • LUSHLIFE COFFEEでは …クリムギのパンを使った朝食をご提供
  • クリムギでは …オリジナルの「クリムギブレンド」をドリップパックで販売

 

両店舗は、およそ徒歩5分の距離。

栗林へお越しの際は、ぜひハシゴされることをオススメします!

 

2021年5月追記)

LUSHLIFE COFFEEで提供している朝食メニューは、オセアニアのカフェで定番の「エッグベネディクト」「アボカドトースト」です。

毎週土日限定8:00〜12:00のみの販売、数量限定のスペシャルプレート。

スタートして早々に完売したらしく、川染さんいわく電話予約をオススメします」とのことです。

「オーストラリア人のお客様からもお墨付きをいただいた」という美味しい朝食、週末の朝にいかがですか?

 

LUSHLIFE COFFEE

住所 香川県高松市栗林町2-1-14
電話 087-808-8812
営業時間 平日8:00〜18:00、土日祝8:00〜16:00
定休日 金
HP  https://lushlifecoffee.wixsite.com/site/
アクセス 栗林公園から徒歩5分、JR栗林駅から徒歩8分、琴電栗林公園駅から徒歩8分

※本記事の一部画像は、許可をいただき引用させていただいています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました