高松市新田町のカフェ「-ito-」インタビュー／「やりたいを、カタチに」可能性の糸が紡がれていく場所

「Re:高松」編集部員でVTuberの あいうえ おいり（＠aiue_oiri）です。

今回は、高松市新田町にあるカフェ「-ito-」をご紹介します！

なんとこれらを、1つのカフェが兼ねているんです。

だから、

お洗濯をしながら、モーニングを食べたり…

美味しいコーヒーを飲みながら、テレワークをしたり…

月に１回スペースを借りて、ハンドメイド作品の販売や、スキルを活かしたレッスン開いたり…

使い方は人それぞれ！

今回わたしは、カウンター席でランチをいただきながら、店長の高橋渚さんにお話を聞きました。

おすすめの日替わりカレー＆食べられるお花が可愛すぎるデザート

まずは、カフェメニューをご紹介します。

モーニングにおすすめのトーストセットはALLDAY OK！

ランチは、日替わりの「今日のカレー」と「きまぐれごはん」。

ワンプレートにたっぷりのお野菜がのっていて、どれも味付けに遊び心があるので食べていて楽しいです♪

デザートにはケーキやパフェなどがあります。

食用のお花である「エディブルフラワー」が添えられて、とっても可愛らしいです！

こちらも日によって、メニューが変わります。テイクアウトも可能だそうです。

カフェの営業時間は、基本は9時から15時まで。週末は1DAYカフェとしてレンタルしているので、変動します。

夜については完全に予約のみで、10名以上の貸し切りを基本にしています。お気軽にお問い合わせくださいとのことです。

その他、レンタルユーザーさんによる1DAYカフェの日もあるので、スケジュールはInstagram(@itotsumugu)をチェックしてくださいね！

家事をしながらコーヒータイム♪ランドリーコーナー

店内奥にあるランドリーコーナーには、洗濯機と乾燥機が3台ずつ設置されています。

8kgまで対応しています。

アイロンや裁縫道具まであって、至れり尽くせりです。

あなたなら、どう使う？ 夢を叶えるレンタルスペース

自分が作ったモノをお店で売ってみたい…！

モノ作りが好きな方なら、一度は憧れたことがあるはず。

とはいえ、イチからお店をオープンするのは簡単にはいきません。

でも、そんな夢を叶えてくれるのが「-ito-」のレンタルスペース！

飲食店営業許可、菓子製造許可を取っている施設なので、月に１回からでもカフェの店長ができてしまうのです。

最初はコンサルタントでもある高橋店長に、理想の形を相談してみましょう！

お試しのスポット利用プランもありますよ。

カフェの一角には、ハンドメイド作品や書籍の販売コーナーも常設されています。

スキルを活かしたレッスンや、マッサージ等のリラクゼーションサービスも可能です。

「-ito-」にはカフェスペースの他に、個室や別棟のスタジオもあります。

高橋店長と「壁打ち」

Ｕターンで香川に戻り、このお店をオープンされた、高橋さん。

他で暮らす選択肢もあった中、どうして香川を選んだのかを聞くと「シンプルに一番住みやすいのはここだと思ったから」と答えてくださいました。

「全国を飛び回って、迎えてもらう側だったんですね、ずっと。そこから自分でも迎え入れる側になりたいなーと思うようになって」

その時、親が会社をたたもうかという話が出ていたのですが、空いた土地をそのままでいいのか？という疑問が生まれました。

「使わなきゃ勿体ないと思って。それと”よさこい”をやっていて、練習場所のとりづらさがあって。電話一本で借りられるレンタルスペースがほしい。自分と同じような気持ちを持っている人は絶対いると思ったのも、場所づくりの熱に繋がりました」

最初は1日店長といってもなかなか手を挙げる人はいなくて、1人で1年カフェを続け、途中このままでいいかなと思った頃もあったそうです。

仕方ない。自分でするかと覚悟を決めた瞬間、立て続けにやりたいんです、という方々が現れました。

レンタルスペースでお店で開く方には、勝手にコンサルティングもついてきます。

最初は自分の考えを「壁打ち」することから始まります。自分の頭の中や感情を言語化しながら、やりたいこと、やるべきことを整理してきます。

私も少しだけ悩み相談をしてみたので、一部をご紹介します。

おいり「VTuberとして取材するにあたって名刺を作ってみたのですが、しっくりこなくて。受け取ってみてどうでした」

高橋さん「（名刺を見て）普通の名刺は必要ないかなぁ」

おいり「え!?」

高橋さん「もっと、サイズは大きくていいから、やっていることとか、やっていきたいことの情報がある方がいいと思う。こうして取材していくなら、ステッカーとかフライヤーみたいに、お店に置いてもらえるモノの方がいいかも」

おいり「あぁ！ いいですね！」

高橋さん「『おいりちゃん取材店』って、PRにもなるし。こういうQRコード（おいりの動画サイトへのリンク）って、家で落ち着いた時に見るでしょ？だから持ち帰って見れた方がいいと思う」

おいり「そっか！ カフェに置いてもらうなら、アニメ絵よりもシンプルでナチュラルな方がいいですよね」

高橋さん「デザインは選んだほうがいいね。お店の雰囲気に合わないと置きにくいから」

さらに、サイズや色調についても、実際にお店に置いてあるものを見せてくれながらアドバイスをくださいました。

私はビジネスで持っていくものといえば名刺！と思っていたので、ステッカーのアイディアは目から鱗でした。

お話をしていると、自分のやりたいことを深堀りして、整理されていくのを感じました。

「まずは、気軽にカフェに立ち寄ってみてください」と、素敵な笑顔をみせてくださった高橋店長。

ぜひ、「-ito-」であなたの「やりたい、カタチ」を見つけてみてはいかがでしょうか。