高松でWebデザイン・動画制作を学べるスクール「デジタルハリウッドSTUDIO高松」を取材！ 受講生にも話を聞いてみました

「Re:高松」編集部員でVTuberの あいうえ おいり（＠aiue_oiri）です。

今回は、高松市の中心街（天神前メディアステーションビル2F）にある「デジタルハリウッドSTUDIO高松」へ取材に行ってきました！

「デジタルハリウッドSTUDIO高松」(以下、「デジハリ」)は、未経験からでもWebクリエイターの即戦力となれる人材を育成する、社会人向けクリエイティブスクールです。

STUDIO高松のコースには、

• Webデザイナー専攻（6ヶ月）
• ネット動画クリエイター専攻（4ヶ月）
• グラフィックデザイン講座（4ヶ月）

が、あります。

案内してくださったのは、スタッフの伊坂さん♪

とっても優しく丁寧に教えてくださいました。

「デジハリ」ってどんなことが学べるの？

「デジハリ」は、中央公園と道を挟んで南側にあるビルの2階にあります。

こちらが、スクールのフロアーです！

パソコンのモニターこそ多いですが、それ以外はナチュラルテイストのカフェみたい。

窓からは公園の木々が見えています。ここ、高松の中心市街地ですよ？

受講生用のパソコンは、WindowsとMacが交互に並んでいます。

お好きな方を選んで、学べるそうです。

開館時間は、

• 火～金曜日 12：00 ～ 21：00
• 土～日曜日 10：00 ～ 19：00 (休館日 月曜・祝日)

決まった授業の時間割があるのではなく、予約システムで来校し、自分のスケジュールに合わせてカリキュラムを進めていくことができます。

【Webデザイン】実際の教材を見せていただきました

授業は映像学習で行われます。

右側のモニターに教材の動画を流して、左側のモニターで実際に制作をしていきます。

教材と全く同じソフトを使っているので、初心者でもわかりやすいですね！

わからない部分は何度でも繰り返して動画を見ることができますし、それでもわからなかった時にはその場にいるトレーナーに質問して、マンツーマンで指導を受けることができます。

代表するコースのWebデザイナー専攻は、デザイナーといっても学ぶ内容はグラフィックデザインのことだけではありません。

写真の加工、印刷に対応したデザイン、コーディング、企画、ディレクションまで、Webサイトを作成・運営する上で必要なあらゆる技術を身につけることができます。

課題提出もGoogleドライブの共有フォルダを使って行います。

そういったオンライン上のコミュニケーションもまた、実際に働いていく上で必要になるスキルだからとのこと。

なるほど！ これもまた、即戦力の人材育成に繋がるのですね。

社会人率100%！ 学び方も働き方もさまざま！

STUDIO高松ではどんな方が学ばれているのか、また卒業後について、伊坂さんにお話を伺いました。

おいり「受講生の年代はどれくらいですか？」

伊坂さん「半分以上が20代ですね」

おいり「大学に行きながらといった、ダブルスクールですか？」

伊坂さん「今、ダブルスクールいないんですよ。逆に１００％社会人です。ほとんどの方が転職もしくは副業、あと今の仕事のままスキルアップを目指して学ばれています」

おいり「コースはどれが人気ですか？」

伊坂さん「Webデザイナー専攻ですね。グラフィックデザイン講座は今年度開講したばかりなんですよ。既に経験がある方には、基礎的な部分をショートにしたコースもあって、隠しコースがいっぱいあります」

おいり「その人のニーズに合わせたプランを相談することができるんですね。先生は何人いらっしゃるんですか？」

伊坂さん「STUDIO高松は十名以上のトレーナーがいて、それぞれ得意なジャンルがあって、何を目標にしても先生がいるという充実した環境になっています。年齢層も幅広く、中にはキャリアチェンジをされた方もいるんですよ。働き方もさまざまなので、そのあたりの人生経験が聞けるのもいいですね」

おいり「卒業後の進路はどうですか？」

伊坂さん「実は、STUDIO高松のマネージャーはキャリアコンサルタントという国家資格を持っておりまして、就職活動について相談ができます。卒業後に相談に来れられる方も多いんですよ。受講中はしっかり制作に集中してもらって、最後に卒業制作があるんですけど、それを思い残すことなく作っていただいて、それを持って就職活動していくという感じですね」

おいり「働き方がさまざまって、さっきおっしゃっていましたね」

伊坂さん「正社員で就職されたい方、副業をなさりたい方、ゆくゆくはフリーランスでやっていきたい方とか。あと高松という土地柄、転勤族の方も多いので、家族と一緒に転居しても、どこに行っても仕事ができるようにという働き方もありますね」

おいり「では、男女比はどうですか？」

伊坂さん「全国的には女性が多いみたいですけど、STUDIO高松はちょうど半々ぐらいですね。お子さんを連れて来られる方もいらっしゃいますよ。お母さんがトレーナーとマンツーマンで授業をされている間、キッズスペースで私と積み木をしたりしています（笑）」

おいり「本当に、一人一人に寄り添っているんですね」

伊坂さん「みなさん、バッググラウンドも違うし、目標も違うし、どこまで極めるかっていうのも人によって違うので、その人に合ったものをと考えていますね」

受講生さん（Webデザイナー専攻コース）にも魅力を聞いてみると…

Webデザイナー専攻コースの受講生さんにもお話をお伺いしました。

おいり「『デジハリ』で学んでいて、良いなと思うところは何ですか？」

受講生さん「色んなトレーナーさんがいて、聞けば聞く程どんどん広がっていくというか。同じ質問をしても、違う考え方ややり方があるんだなってわかるのが、一人の先生から勉強するのとは違いますね」

おいり「何か、発見ってありました？」

受講生さん「二つあって、一つはいろんな働き方あるんやなぁっていうこと。トレーナーさんも、講師されながら本業もしていらっしゃるので、いろんな経験をされている方が多くて。話を聞くと、働き方も選べるんだなって思いました。転職って思いながら入ってきた人も、ひょっとしたら今の仕事を続けながら副業でもいいのかなとか、逆にめっちゃ得意やって気づいてフリーランスになれるのかなとか。もう一つはそもそもこんなところあったんやっていう、ここを知った発見。ここを知らないこと自体が勿体ないというか（笑）」

おいり「今後、ここで身につけたスキルをどういった風に活かしていきたいですか？」

受講生さん「ここにいると真剣に作業する時間がすごく増えるので、ただこなすだけじゃない仕事をしてみたい。例えば、すごく良い場所なのに知られてないお店とか、愛を持って『もっと知ってよー！』みたいなところに自分の力を注ぎたいなと思っています」

高松のクリエイターの拠点となる場所

最後に、伊坂さんに「デジハリ」として目標にされていること、やっていきたいことについてお伺いしました。

伊坂さん「クリエイティブが集まる場、育つ場というのが、ここを作った時から目標にしておりまして、クリエイティブな人も、制作物も、考え方も育って、集まってほしいなと思っているんです。

卒業してサヨナラ～じゃなくて、困ったことがあったら来るとか、仕事をする時に仲間を探しに来るとか。卒業されたら、みなさんもう同じクリエイターになるので、集まって面白いことができたらいいなと思っています。

学ばれていらっしゃるのは若い方が多いのですが、できれば都会の方ではなく地元で活躍をする場というのを作っていきたいので、企業さんにも知ってほしいですね。全然知らないクラウドソーシングに出すのではなく、ここで学ばれて力のある方がいるので、顔が見える距離で仕事ができたらいいなと思います」